国宝犬山城【こくほう いぬやまじょう】

名城は戦国合戦の舞台

犬山城は豊臣秀吉が生まれた天文6年(1537)、織田信長の叔父である織田信康によって創建された、現存する日本最古の木造天守です。

見どころ

城門をくぐると犬山城の雄姿が

犬山城は北方に木曽川が流れており、入場は南方からになります。南方から天守が見えづらい構造になっていますが、城門をくぐり、天守が見えた瞬間、犬山城のオーラを体感いただけます。

神木「大杉様」

天守の東方に櫓に囲まれた杉の木があります。この杉は元々、犬山城よりやや背が高く、伊勢湾台風の際、落雷があり枯れてしまいました。それ以降、地元の住民は、杉の木が犬山城の身代わりになってくれたとして、しめ縄をして祀っています。

歴史を刻む木造建築

築城当時の木材が多く残されている犬山城。「さすが国宝」と思わせる歴史を刻んだ古木材の温もりを体感してください。城内では歩くとミシミシと鳴る音や、床の隙間など、五感で犬山城を楽しめます。

天守最上階からの絶景「殿様気分で」

望楼型の天守最上階からは絶景をご覧いただけます。周囲を確認できるよう、天守最上階を取り巻く回廊(廻り縁)があり、天気が良い日には、美しい木曽川の眺めや、御嶽山、岐阜城、名古屋駅ビルなど山あり川ありの絶景をご覧いただけます。

料金

入場登閣料

大人550円
小・中学生110円

所在地
犬山市犬山北古券65-2
電話
0568-61-1711
交通案内

名鉄「犬山遊園駅」西口より徒歩約15分

営業時間
9:00-17:00(入場は16:30まで)
定休日
12/29-31
駐車場台数
周辺に約200台
ホームページ
https://inuyama-castle.jp/
外観