八曽周辺の植物

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◆春早く咲く花
キブシ まわりの植物が芽をふく前に咲く花で有名なマンサクは、この地区の丘陵地に多い花ですが、変わった花をつけるキブシも観察できます。春にはニリンソウが見られますが、他の地域では観察できません。スミレの仲間ではタチツボスミレ、ニオイタチツボスミレ、マキノスミレなどが観察できます。

◆ビロードイチゴ
キイチゴの仲間は数種類ありますが、川沿いにはビロードイチゴが多く見られます。葉に毛が多く、手触りがビロード状で赤い実をつけます。葉に毛が無く黄色い実をつけるナガバノモミジイチゴも見られます。冬にきれいな実をつけるフユイチゴは地面を這うように生育します。

◆ボタンヅルとセンニンソウ
夏には白い花をたくさんつけるつる植物が多く見られます。その代表が川の堤防などでよく見られるセンニンソウです。実に白い毛があることからこの名前が付きました。他にもよく似たボタンヅルが見られますが、葉にきょ歯(ノコギリの刃のようなギザギザ)があることで区別できます。つる植物は他の植物によじ登るために様々な工夫をしていますが、この仲間は葉の柄の部分を巻き付けていきます。

◆カエデの仲間
秋を彩るカエデの仲間は市内にも何種類か自生していますが、カラコギカエデとコハウチワカエデは五条川沿いだけで観察することができます。カラコギカエデは、市内のカエデでは最も大きな実をつけるカエデで、普通はもっと標高の高い地域に多く、この付近で観察できるのは非常に珍しいことです。

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