『木曽川うかい』開幕

更新日
2012年6月2日

愛知県犬山市と岐阜県各務原市の境を流れる木曽川で1300年の歴史がある『木曽川うかい』が昼間の鵜飼で開幕しました。昼間の鵜飼は平成15年からは気軽に鵜飼を楽しんでもらおうと企画され今年で10年目。開幕日には招待客約140名を乗せた屋形船が乗船場から木曽川上流へこぎ出し、鵜匠が漁をする鵜舟と合流。風折烏帽子に腰みの姿の鵜匠がそれぞれ10羽を鵜を巧に操りながら漁をする様子を間近でご覧いただきました。史上初の女性鵜匠を目指して見習い中の稲山琴美さん(23)は鵜舟で先輩の技を見学し「国宝犬山城を背に木曽川で行う鵜飼は鵜が普段の訓練用プールと違った動きを見せた」、「先輩鵜匠の近くで手縄のさばきを見て感動した」、「鵜匠を一生の仕事にしたいと実感が湧いた」と集まったたくさんの報道陣の前でコメントしました。また夜の鵜飼では11年ぶりに船上花火も打ち上げられ、河畔は多くの観光客で賑わいました。『木曽川うかい』は今年も例年通り10月15日まで毎日開催いたします。

お問合せ

木曽川観光 電話0568-61-0057

鵜匠姿の稲山さん