国宝犬山城天守の創建に関する調査について
- 更新日
- 2021年3月29日
国宝犬山城天守については、昭和40年(1965)の解体修理工事以降、二重の天守として創建され、後世に三重が増築されたというのが定説でした。そして、その創建年代については、天文6年(1537)説と慶長6年(1601)説の二つの説がありました。
今回、創建年代を科学的に解明するため、年輪年代法による年代測定調査を行い、その成果をもとに、天守全体に及ぶ変遷過程等について詳細に検証しました。
国宝犬山城天守については、昭和40年(1965)の解体修理工事以降、二重の天守として創建され、後世に三重が増築されたというのが定説でした。そして、その創建年代については、天文6年(1537)説と慶長6年(1601)説の二つの説がありました。
今回、創建年代を科学的に解明するため、年輪年代法による年代測定調査を行い、その成果をもとに、天守全体に及ぶ変遷過程等について詳細に検証しました。