木曽川鵜飼開幕

愛知県犬山市と岐阜県各務原市の境を流れる木曽川で1300年の伝統がある「木曽川鵜飼」が昼鵜飼で開幕しました。コロナ禍で一般の見物客はわずか4名でしたが、「鵜飼の灯を守ろう」と延期せず、本来の開幕日でスタートしました。

観覧船を運航する木曽川観光株式会社によると、「去年は観覧者が過去最も少なくなり、今年も予約キャンセルが相次ぎ大変厳しい状況。検温、乗船名簿の作成、当面は定員を半分に減らしてソーシャルディスタンスを確保するなど、対策を講じているので、安心してお出かけいただきたい」とのことです。また、6月末までは船上食事付プランは自粛し、鵜飼観覧プランのみ開催します。

3年ぶりに復帰した稲山鵜匠は「鵜飼はすごく楽しい。毎日毎日みんな笑顔で元気にがんばるので、ぜひ来てもらいたいです。」と意気込みを語り、県内から来た見物客は「昼なので明るいところで見れば、鵜の表情も見られてとても楽しい。状況が落ち着いたら遠くで暮らす家族も誘って再び訪れたい。」「伝統行事というところが感じられ、非常に感慨深いものがありました。」とエールを送りました。

鵜飼は10月15日まで毎日開催。

ご予約は木曽川観光ホームページより