企画展「犬山藩の誕生」
- 更新日
- 2018年5月8日
犬山城を所有し、犬山城主成瀬家の資料を受け継いでいる公益財団法人犬山城白帝文庫は、春の企画展「犬山藩の誕生」を開催中です。明治元年(1868)1月24日、第九代犬山城主・成瀬正肥(まさみつ)は、藩屏(はんぺい)に列するとの太政官の通達を受けました。これが犬山藩の誕生です。藩主の正肥は、翌明治2年(1869)6月の版籍奉還により犬山藩知事となり、同4年7月の廃藩置県により職を辞しました。犬山藩は、わずか4年存続しただけではありますが、明治維新の激動の中で生まれたものです。本展では変革の時代における藩の歩みを紹介します。
今回の企画展では、幕末に成瀬正肥が長州出兵の際に着用した甲冑をはじめ、明治政府からいただいた藩知事の辞令、版籍奉還の詔書などを期間限定で展示しております。
開催期間
2018年4月25日(水)-5月29日(火)
会場
犬山市文化史料館(城とまちミュージアム)
開館時間
9:00-17:00(最終入館16:30)
入館料
一般100円(中学生以下無料)
※入館料のみで企画展もご覧いただけます
主催
公益財団法人犬山城白帝文庫