住みますプロジェクト

更新日
2011年8月3日
会見の様子

プロジェクト第1弾に愛知県犬山市が選出されました。8月2日に行われた会見の模様を「よしもとニュースセンター」記事より抜粋してお届けします。

あなたの街に”住みます”プロジェクト第1弾に愛知県犬山市が選出されました!

8月2日(火)、吉本興業株式会社東京本部にて「あなたの街に“住みます”プロジェクト 第1期募集締切報告及び第1弾プロジェクト発表会見」が行われました。

「あなたの街に“住みます”プロジェクト」とは、47組の吉本芸人が47都道府県の各地域より1名ずつ採用されたエリア社員と共に、地域活性化に取り組んでいくというもの。4月27日に発足後、7月31日の第1期締切までに全国の皆さまから376件もの応募をいただきました。

今回、第1弾プロジェクトの地域に決定したのは、愛知県犬山市。
犬山市では、本日8月2日(火)より11月30日(水)まで「日本初? お笑い人力車でご案内!」というプロジェクトが行われます。現在、名古屋市在住の愛知県“住みます”芸人・サムタイムズが同市に移住するとともに、“犬山観光特使見習い”に就任。名物の「鵜飼い」で船頭をしたり、人力車の車夫になってお笑いを交えた観光案内を行います。

藤井隆MCの元、まずは吉本興業株式会社 代表取締役会長・吉野伊佐男が開会の挨拶を務めました。
「来年の4月で創業100年を迎えますが、これも皆さまの絶大なるご支援のたまものです。100周年にあたりまして、我が社の目指すところは、人の暮らしの中で新しい役割を果たしていくこと。そして、笑顔の社会を目指して知恵を出したり、努力することだと思っています。このたび第1弾として、愛知県犬山市さんからいただいたプロジェクトをさせていただくことになりましたが、ご応募いただいた地域の皆さん一人ひとりの熱い気持ちをひしひしと感じています。このプロジェクトに取り組むことで、新しい価値を見出していくことに尽力したいと思っております。応援を宜しくお願いいたします」

続いて、同プロジェクトに賛同している前神奈川県知事・松沢しげふみは、「吉本の“笑いで日本中を元気にしたい”という思いに感激し、このプロジェクトに加わりました」とコメント。犬山市に住むサムタイムズについては、「これからはSOMETIMES(時々)ではなく、ALWAYS(常に)犬山にいて、地域と一緒になって頑張っていきます。応援を宜しくお願いいたします」とエールをおくりました。

愛知県犬山市長・田中志典さんは「犬山市は小さな町ですが、愛知県にある国宝のうち、2つを持つ誇れる街です」と市をアピール。昨年の4月29日、“犬山観光特使”に就任したロンドンブーツ1号2号の田村淳については、「いろんな面で宣伝をしていただいています。この場をお借りしてお礼を申し上げます」とコメントしました。
また、第1弾プロジェクトの地に選ばれたことについては、「我が犬山市をお選びいただいたことに感謝します。沖縄国際映画祭では(地元CM「JIMOT CM COMPETITION」で)2位になったり、サムタイムズさんには以前、鵜飼い開きの時に来ていただいたりと、吉本さんとは縁が深い。プロジェクトを通じて、より元気になって犬山市を発展させていきたいですね」と抱負を語りながら、「サムタイムズさんには犬山市の宣伝をしながら、メジャーとして羽ばたいていただいて、全国で有名な芸人として頑張って欲しい」と期待の言葉をおくりました。

ここで、“犬山観光特使”を務める田村淳が登場します。
お城好きで知られる淳は、兼ねてから犬山城が大好きだと公言していることもあって、昨年4月に“犬山観光特使”へ任命されました。

「犬山城は、一番好きなお城。語ると20分はかかります」という淳に負けじと、「僕も犬山焼きが好きで、おちょことか使わせていただいてます。ステキですよね〜」とアピールする藤井……ですが、実際に訪れたことはないそうです。
淳がオススメするのは、城下町。「風情があって、人も東京みたいに“けんけん”してなくていい」と語ると、「犬山だけに?」と藤井。「いや、かけてないです」と笑いながら訂正する淳に、「もったいない!」と藤井。二人の絶妙な掛け合いに、笑いが起こります。

美味しい食べ物もたくさんあるようで、「城下町の喫茶店のナポリタンがオススメ。あと、串グルメはぜひ食べてください」とアピール。淳曰く、犬山の串グルメは「なんでも刺してある」そうで、「田楽……とんかつ……あと、団子」と例を挙げるたびに、「あぁ、串に刺してますね。串かつも。よく見ますよ」と笑顔でやんわりとツッコむ藤井でした。

ここで、“犬山観光特使見習い”に就任した愛知県“住みます”芸人・サムタイムズが、人力車に犬山市の公式キャラクター・わん丸君を乗せて登場。

「4ヵ月間、いろいろとやらせていただきます!」と意気込む2人に、田中市長から任命状が授与されました。

松沢が「4ヵ月間の任務を終えたら、見習いの2人は特使になれるんですか?」と訊ねると、「それはありません! ですが、田村さんがよければ、特使になってもらう可能性も。田村さんのお眼鏡に適う芸人になってください」と田中市長。
「プ、プレッシャーが……」と言葉を失う2人に、淳は「特使は何人いてもいいと思いますよ。(2人の)見習いの仕事っぷりを見て、犬山市に貢献できていると判断したら、特使にしてもらいます。ただ、僕は厳しいですよ。未だに相方(亮)も認めてませんから!」と笑顔で返していました。

淳が“犬山観光特使”に就任後、観光客が20万人から40万人に増加したことを受けて、サムタイムズもマニフェストを発表することに。最初は「1.2倍で……」と弱気な増田でしたが、最後は「60万人にします!」と思い切りのよく宣言しました。

報道陣から「犬山市で敢えて“ここはアピールしなくていい”というところはありますか?」と訊ねられると、淳は「基本的にはないんですけど」と応えながらも「しいて挙げるなら、青年団の酒癖が悪い(笑)。犬山へ行ったら、ものすごい量の酒を呑まされます。それに、すげぇ太いソーセージも食わされるんです。どちらも美味しいんですけどね」と暴露し、会場を笑いで包みました。

愛知県犬山市での第1弾プロジェクト「日本初? お笑い人力車でご案内!」は、本日8月2日より11月30日(水)まで行われます。

また、昨日8月1日(月)からは「あなたの街に“住みます”プロジェクト」の第2期募集を開始しております。どなたでもご応募いただけますので、街や地域を盛り上げたいという方はぜひご応募ください!