ヒトツバタゴ見ごろ

更新日
2011年5月13日

雪のような真っ白な花

国の天然記念物に指定されている犬山市池野のヒトツバタゴ自生地で、白い花が見頃をむかえています。

今年は、7本ある大木が全て花を咲かせました。枝全体に雪が降り積もったような壮観さに、訪れた観光客はしきりにカメラをむけていました。

ヒトツバタゴは、国内では東海地方の木曽川流域と長崎県対馬の限られた地域にしか自生していません。形状がタゴ(トネリコ)に似て、タゴはふつう複葉であるが、単葉(一つ葉)であることから、この名があります。別名「ナンジャモンジャ」の名でも親しまれ、樹齢約200年、高さ10-20㍍の大木が花を咲かせました。

満開は、5月15日頃。10日間ほど見頃は続きます。ヒトツバタゴ自生地は山深いところにあるため、市街地よりも約1週間満開時期が遅れます。会場までの道路は分かりづらいですが、農家の方が道路に看板を設置されているので、看板にそってお出かけください。

自生地の付近ではヒトツバタゴの苗木販売コーナーもございます。手間がかからずキレイな白い花を咲かせるので庭木に人気があるようです。

お問合せ

落合園芸 電話0568-67-0696

5月13日撮影
道中に専用の看板が設置してあります