ふるさと緞帳のお披露目

更新日
2011年1月20日

犬山城と木曽川で行われる日本ライン下りをモチーフにした巨大な緞帳が犬山市の新設の美術館に搬入されるのに伴い、1月23日にお披露目の式典が開催されます。

愛知県厚生年金会館(名古屋市千種区)に設置されていた巨大な緞帳(縦12.5m×横20.2m)が、日本ライン下りや国宝犬山城が描かれている縁で犬山城下町の町家に展示されることになりました。廃館に伴い、廃棄されることになっていた緞帳を危惧したメンバーが、緞帳のモチーフになっている犬山で引き取っていただけないかの打診を受けたのが発端。この度、1980年以来30年分の汚れを落とし、京都の緞帳業者から、犬山城下町のサクラサク美術館ヘ搬入される運びとなりました。そのお披露目の為、「緞帳のお練り行事」が下記要項にて開催されます。

記念式典スケジュール

平成23年1月23日(日)
10時 犬山城前広場にて式典及び緞帳披露
11時  城下町のお練り、甲冑武者行列
12時 サクラサク美術館(どんでん館前)ヘ搬入

緞帳の概要

作品名:「木曽川ライン下り」
原画作者:岩澤重夫(1927-2009)/日本画家、文化功労者
東京歌舞伎座、京都南座などの緞帳原画も製作
サイズ:12.5m×20.2m
重さ:約1.3t
モチーフ:犬山城、木曽川ライン下り
製 作:丸昌1980年
製作費:5000万円以上
製作期間:半年
製作方法:すべて手織り
所蔵:愛知厚生年金会館(1980年-2009年)
お問い合わせ:犬山観光案内所 電話0568-61―6000