平成23年3月3日、愛知県犬山市の城下町で詩画書作家、城たいが氏の作品を集めた「城たいがサクラサク美術館」がオープンしました。館内には300点に及ぶ作品が75張の行燈に仕立てて展示されており、「人は一人一人才能を持っている。自分の持つ才能を誉めると才能は伸びる」など癒しの言葉が絵文字で描かれています。

ゆかりの緞帳、第二の人生

同館に展示された犬山城と日本ライン下りを描いた地元ゆかりの巨大緞帳も話題になっています。私財を投じて美術館を建設し、廃棄の危機にあった緞帳を引き受けた日比野・犬山商工会議所会頭は式典で「城さんの作品は本当にいい言葉が書いてある。また、多くのお客様に地元ゆかりの緞帳を眺めてほしい」と挨拶しました。