ヒトツバタゴ自生地

更新日
2023年5月5日

ヒトツバタゴはモクセイ科の植物で、別名「なんじゃもんじゃ」と呼ばれる国の天然記念物です。犬山市では、文政5年(1822)、水谷豊文によって発見され、大正11年(1922)夏に当時の内務省から依頼を受けた岐阜中学校の波麿実太郎教諭が本宮山麓を散策して再発見しました。集団で自生が確認されるのは珍しく、大正12年(1923)3月7日に国の天然記念物に指定されました。現在、自生地内には7本のヒトツバタゴが自生しています。

令和5年5月5日撮影(満開)

毎年5月中頃に4つに深く裂けた白い花が開花します。満開時にはまるで雪がかぶったように見えます。

国内では木曽川中流域と対馬に分布します。国内の自生地で国の天然記念物に指定されている場所は、犬山市の他に長崎県対馬市、岐阜県中津川市、岐阜県恵那市、岐阜県瑞浪市、岐阜県土岐市に分布しています。

臨時駐車場

令和5年4月25日(火)~5月19日(金)

※開花状況に応じて、開設期間が短くなる可能性があります。

開設時間

9:00~17:00

臨時駐車場の詳細はこちら

臨時トイレ

令和5年4月29日(土)~5月14日(日)

※開花状況に応じて、開設期間が短くなる可能性があります。

開設時間

9:00~15:00

池野老人憩の家(愛知県犬山市字内屋敷173)

上記日時のみ、施設のトイレを借りることができます。

臨時駐車場と開設時期が異なりますのでご注意ください。

公共交通機関

公共交通機関でお越しの場合は、犬山駅東口から岐阜バスコミュニティ明治村線に乗車し、「神尾(かんの)」で下車し徒歩10分ほどです。