白帝城の御城印

更新日
2022年8月27日

犬山市観光協会は、令和4年9月1日より犬山城前観光案内所で犬山城の別名「白帝城」をしたためた御城印の販売を開始します。1枚300円で、令和元年5月1日から売っている通常版「犬山城」の御城印と合わせ、今後は二種類を通年販売します。

協会には以前から「白帝城のものはないですか?」と問い合わせがあり、準備を進めていました。白帝城の文字は、通常版「犬山城」と同じく、地元の書家松浦白碩さんが揮毫したもので、犬山城とは異なり草書体で書かれています。

松浦さんは、「自分の字が犬山市のPRにつながることがうれしい。かつて仕事で犬山城に関わったこともあり、城の雄姿をイメージして書いた。」とコメントしました。

白帝城という別名は江戸時代の儒学者、荻生徂徠が名付けたとされ、木曽川沿いの小高い山の上にある様子が、八世紀の中国の詩人、李白の詩に出てくる白帝城(中国・重慶市)を想起させたことに由来します。犬山市民にはなじみ深い名で「白帝」は保育園や書道や剣道団体など多くの場面で使用されています。