犬山城下町【いぬやまじょうかまち】
城郭構造を残した風情ある町並み
犬山城下町は犬山城の創建に伴い、もともとあった町を整備して作られました。商人や職人の同業者を近くに住まわせて、町の発展を促したとされ、鍛冶屋町・魚屋町などの町名に名残が見られます。また、町の中央部に町人町を置き、それを囲むように侍町を配置したほか、城下町の外周を木戸や堀、土塁等で取り囲む総構えの城下町として守りを固めていました。現在も江戸時代と変わらない町割り(町の区画)がそのまま残り、江戸から昭和までの歴史的な建造物が立ち並びます。そして、なんと言っても国宝犬山城と有楽苑の国宝茶室如庵をお見逃しなく。国宝が一つの町に二つもあるのはとてもめずらしいんですよ。
見どころ
お笑い人力車
行楽シーズンには人力車を運行します。車夫を務めるのは名古屋よしもとの若手芸人。料金は約15分間で1,000円。殿様お姫様気分でぜひご乗車ください。
車山蔵
町のあちらこちらには犬山祭に使われる車山をおさめた車山蔵があります。
古い町屋
古い町屋やお屋敷も多くみられます。
グルメ
郷土料理のでんがくや五平餅をほおばったり、町屋をそのまま改造したカフェやレストランで休憩やお食事はいかがですか。
桜の名所
愛知県屈指の桜の名所です。花見の季節にはぜひ皆様でどうぞ。
自然
木曽川の川風がきもちいい。桜シーズンはお花見人力車や犬山城遊覧船で。夏は船上から打上げられる花火大会でにぎわいます。
古井戸
昔ながらの古井戸もあちらこちらに残っています。
町名由来看板
あちらこちらに町名由来看板があって、町の由来を教えてくれます。
町角散歩
こんな昭和レトロな雰囲気も。何気ない町角にも、ほっとする懐かしさが。