ありがとうモノレール

更新日
2009年1月1日
現在は、モンキーパークまでモノレールの代わりにバスが運行しています。
詳細はモンキーパークホームページをご確認ください。ツ黴€
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ワン丸くんが一日駅長に!
最終日のモノレールのりば

プロフィール

モンキーパーク・モノレール線は、犬山遊園駅-成田山駅-動物園駅の3駅を結ぶ1.2キロの路線で、昭和37年3月21日に開業しました。当時は、犬山ラインパーク(現:日本モンキーパーク)の整備が進み、隣接して世界サル類動物園が開設される頃でしたが、最寄りの名鉄犬山線犬山遊園駅から同パークまで1km以上距離があることや、丘陵地で道路状況も悪かったことなどから、それらを解消し、お客さまに快適にご来園いただけるようモンキーパーク・モノレール線は誕生しました。コンクリート製の一本のレール上をゴムタイヤで跨って走行するタイプの「跨座(こざ)式モノレール」としては日本初のモノレールで、羽田空港へのアクセスとである東京モノレールのモデルにもなりました。当初は銀色に赤帯が入ったデザインでしたが、平成6年に名古屋鉄道創業100周年を記念して公募したイラストに塗装したり、また、シート生地をサルのイラスト入りにするなど、現在のデザインに至っています。同パークへのメインアクセスとして過去には1日最大約3,000名のお客さまをお送りするなど活躍したモンキーパーク・モノレール線も、時代の移り変わりとともにご利用者が減少したことや、車両・施設の老朽化が進んでいることから、12月27日を最後に営業を終了することとなりました。


データ

開業日/昭和37年3月21日

路線/犬山遊園駅~動物園駅 営業キロ1.2km

駅/犬山遊園駅、成田山駅、動物園駅 計3駅   

編成/ 3両組成×2編成ツ黴€

編成定員/195名ツ黴€

全長/約30,800mm(30.8m)×全幅/2,952mm(約3.0m)×全高/4,300mm(約4.3m)

最高速度/35km/h


最終日の行事
12月27日の最終営業に行事が開催されます。
犬山市のキャラクター「ワン丸くん」も登場予定です。
詳細は、名古屋鉄道のホームページをご覧ください。
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市民の声
(開業当時を知る市民)
モノレールにはじめて乗った時は、モノレールの下にお墓がたくさんあって驚きました。また、モノレールから見る景色は見たことがなく、車窓から流れていく景色のワイド感は忘れることができません。特に、当時は周辺に背の高い建物がなく、忽然と輝く犬山城に感動したことを思い出します。

(開業当時、駅周辺に住んでいた市民)
当時、実家は料理旅館業を営んでいました。モノレール開業時は、すごい人出に驚いていました。特に印象に残っているのは、お客様用のすし桶が家中に山積みされていたことです。家の中に居場所がなく、親から小遣いをもらって毎日一人で外出していました。

(周辺の市民)
モノレールは毎日、当たり前のように走っていて、犬山の風景にとけ込んでいます。モノレールがない風景は想像もできません。これからもずっと、走らなくても犬山にモノレールが残って欲しいと思います。ツ黴€