犬山城のハナミヅキが見頃

更新日
2009年4月20日


犬山城のハナミヅキが見ごろです。

4月20日撮影

犬山城ではピンクや白のハナミヅキが例年より早く見ごろを迎えています。

今から約35年前に第11代犬山城主・成瀬正勝夫人により植樹されたもので、犬山城の城郭内に10本、周囲に40本の計50本が植えられています。

ハナミヅキの英名が「ドッグ・ウッド」と言い、その名の「ドッグ=犬」にちなんで、全国で唯一、市町村名に「犬」がつく、犬山市に植樹されたと言われています。

4月末まで見ごろが続きます。



ハナミヅキ=英名「ドッグ・ウッド」

由来は「この花の樹脂を煎じ、犬のノミ退治を行った」ことによるそうで、北米が原産地で、明治末期に当時の東京市長がアメリカ・ワシントンに桜を送った返礼として、日本に送られてきたのが始まりといわれ、高さを10㍍あまりになります。その美しさは「アメリカ1」との定評もあり、毎年新緑の時期に美しい花を咲かせます。