今年の犬山城入場者数が、12月8日現在で54万3343人となり、過去最多だった昨年を上回り、史上初めて3年連続で最多記録を更新しましたので、お知らせいたします。

犬山城は現存する日本最古の天守で観光都市・犬山のシンボルです。2007年にスタートした名鉄との観光タイアップ「犬山キャンペーン」効果などで近年人気が高まり、11年連続で前年を上回り記録更新となりました。2003年には20万人を割り込んでいましたので、10数年で2.5倍と飛躍的に伸びました。

犬山城だけではなく、城下町の活気も観光客増加の大きな要因です。町家を活かした店舗や施設が数多く軒を連ね、ご当地グルメや買い物スポットが充実。風情ある町並みを人力車や着物姿の若者たちが行き交い、ユネスコ無形文化遺産に登録された犬山祭をいつでも体感できる、からくり展示館やどんでん館などもあり、犬山城を中心に1日歴史散策を楽しめます。

さらに今年は、地元のキャンペーン加盟店（約150店舗）と協力しながら、流行語大賞にも輝いた「インスタ映え」を意識して写真投稿キャンペーンなどを展開。「インスタ映え」するスポットやグルメを情報発信し、春頃からは「SNSで話題の城下町」と呼ばれるようになったことも追い風となりました。

2018年も戌年やシャチホコ修復など話題が豊富です。観光協会では引き続き、観光誘客につながるような情報発信をしていきたいと意気込んでおります。